憧れの業界・職種に!未経験転職を成功させる3つのポイント

本当はもっとやってみたい仕事がある、なんとなく今の仕事を続けてきたけれど将来を考えると不安…そんな理由から、未経験の業界・職種への転職を考えている人は案外多いのではないでしょうか?

ただ、実際に未経験職への転職をするとなると、本当に成功するのだろうか?という不安もありますよね。

そこでここでは、未経験の業界・職種への転職の実態や、未経験転職を成功させるためのポイントをご紹介したいと思います。

未経験でも転職は可能?気になる未経験転職者の割合とは

そもそも、未経験でも転職が可能なのかどうかというのが、やはり最も気がかりなところですよね。

基本的には求人情報の中でも、未経験者の応募を可としていたり、特に経歴に関する条件がないものであれば、応募することは可能です。

ただし未経験者の応募が可能な求人にも、その対象が、《業種》未経験者のものと、《職種》未経験者になっているものがあります。業種未経験可の求人と比べると、職種未経験可の求人は圧倒的に数が少なく、応募へのハードルは高いと言えるので、注意が必要です。

では実際のところ、異業種・異職種への転職者というのはどのくらいいるものなのでしょうか?

転職サイトのDUDAが2013年に公開したデータによると、異業種への転職者はなんと全体の6割近くに上っています。そしてより難度が高い異職種への転職を成功させた人も、全体の3割を超えているのです。

こうしてみると、未経験での転職というのは、決して不可能なことではないということがわかりますよね。

絶対あの仕事に就きたい!未経験転職を成功に導く3つのポイント

それでは、未経験の業界・職種への転職を成功させるために、重要となるポイントを3つご紹介します。

  • 経験・スキル
  • 情報
  • 熱意

未経験でも活かせる経験・スキルはきっとある!まずは自己分析から

スキル・経験と言われても、未経験なのに…と疑問に思われたかもしれません。

しかし、たとえ希望する業界や職種は未経験であっても、それまで社会人として積んできた経験やスキルは転職者であれば誰しもあるでしょう。

会社で責任の一端を担って仕事をしていれば、何かしら他の業界・職種でも応用できるスキル・経験が身についているはずなのです。

まずは細かく自己分析を行い、自分のアピールポイントを洗い出してみてください。そのうえで、希望する業界・職種にどうつなげていくかを考えてみましょう。

未経験だからこそ…情報なしでは戦えない!

未経験での転職では、情報の少なさが大きなハンデの1つになります。その業界・職種に関する情報はあらかじめできる限り得ておくようにしましょう。

未経験である以上、その業界の事情や知識に精通していないのは当たり前のことではあります。面接などでわからないことがあれば、素直にそう言うべきでしょう。

ですが、何を言っても聞かれても『わからない』となってしまうようでは、『なぜ応募してきたのか?本当にこの仕事に就きたいのか?』と相手も首をかしげてしまいます。

また、採用の可否を決める際に不可欠な志望動機を語る上でも、未経験でも絶対にこの業界・職種で仕事をしたいという気持ちに説得力を持たせるためには、最低限の情報という下地が必要です。

未経験だからこそ、事前の情報収集はとても大きな意味を持つことになるのです。

最後はやっぱり熱意!覚悟と本気度を伝えよう

転職において未経験というのは少なからず不利な条件です。未経験OKの求人でも、経験者が応募してくればそちらが優先的に採用されてしまうことは十分にあり得るでしょう。

だからこそ、未経験の業界・職種への転職を成功させるためには、熱意の強さが重要になります。

特に面接の際には、『どうしてもこの仕事がしたい!』という熱意と覚悟をしっかりと伝えられるように、態度や受け答えには気を遣いましょう。

また、その業界・職種への転職に有利になる資格があれば、それを取得してから臨むと、より本気度が伝わりやすくなります。

未経験でも転職はできる!万全の準備で挑むべし

未経験での転職は決して不可能なことではありませんが、経験職への転職よりも難しくなることは間違いありません。

だからと言って、未経験だから駄目でも仕方ない、不利に違いない…という卑屈な気持ちを持ってしまっては、到底成功させることはできません。

絶対にこの業界・職種に転職するんだという強い意志を持って、万全の準備をして挑むようにしましょう。